令和2年2月20日 第1回定例会


 質問事項3   まちづくりの核となる公園整備について
次に、まちづくりの核となる公園整備についてです。
 最初に、つながりのある公園整備と低速電気バスの導入についてお伺いします。
 豊島区池袋では、駅周辺の4つの公園を核としてまちづくりが進められており、「公園がまちを変えにぎわいを創出する」がテーマで、2016年から5年間で計画を進め、南池袋公園は広々とした芝生公園や雰囲気のよいカフェレストランが人気です。
中池袋公園は、アニメの聖地として知られ、複合施設ハレザ池袋の前面で7つの劇場と連携した運営をされています。
 そこでお伺いします。
西口公園を隣接する東京芸術劇場と一体的に整備し、公園全体を屋外劇場としてリニューアルオープンしました。
2020年の春にオープンする4つ目の造幣局跡地の新公園は、防災公園と市街地に再生するとのことです。
これらの4公園では、土日にイベントが開催され、個々の独創性を生かし連携されています。
このように、当区でもつながりのある公園整備として見直し、民間とのコラボレーションを活用して、ノウハウを生かしたマネジメントが機能されることについて、考えがあればお聞きします。
 また、豊島区では、遊びや憩いの場として小さな公園も改善を試み、小規模公園活用プロジェクトとして、民間とのパートナーシップ協定を進めました。
シンボルツリーの周辺や公園の石積みに沿って木製のベンチを使用、そしてウッドデッキで隣接する集会所とつなぎ、連続性を保ちました。
当区で実施される民間とのパートナーシップ協定に関してお聞きします。
 4つの公園を核として、駅周辺の回遊性を高めるため導入された赤くかわいい低速バス「IKEBUS」は、時速20キロ未満でゆったりと走行し、まちの景観を楽しむことができます。
片側5輪のゴムタイヤで車高を低くして、高齢者も乗りおりが楽で、大人200円で乗車できます。
 当区での2020オリンピック・パラリンピック終了後に、各競技場のつながりを点と点で結ぶことができます。
低速バス「IKEBUS」は、環境に配慮した電気バスで、江東区に本社がある会社が運営されています。
高齢者が移動する際、新たな需要にもつながります。
各競技場や都立や区立の主要な公園をつなげるために、低速電気バスの導入について、考えがあればお聞きします。
 次に、屋外劇場についてお伺いします。
 池袋西口公園は、通常の区立公園だったスペースを、隣接する東京芸術劇場と一体的に整備するため、民間の力が導入され、近代的な屋外劇場となり生まれ変わりました。
屋外劇場とは、古代ギリシャ演劇の仮面劇が演じられる常設建造物で、現代でも残っています。
ニューヨークセントラルパークや英国では、短い夏にオープンエンドシアターとしてシェイクスピアが演じられ、気軽に芸術に触れられるイベントとして人気があります。
 有名なグローブ座は日本でも再現されていますが、そのイメージから、西口公園も舞台を囲んで円形劇場になっています。
日常は、木製の椅子で休憩できる安らぎの場であり、噴水でこどもたちが遊べ、災害時には防災公園として活用できます。
地元イベントからパブリックビューイングやオーケストラ等の演奏もでき、さまざまな用途に対応可能な舞台や照明、音響設備が整っています。
 そこでお伺いします。
池袋西口公園の屋外劇場は、コンパクトながら裏側からの搬入口や楽屋もあり、大型ビジョンや高性能スピーカーを整えています。
また、皆が撮影した写真を投稿し、池袋の自慢エリアをコミュニケーションしたり、スマホで体験するARコンサートも楽しめます。
このような民間との協働されたコンサートやお芝居ができる芸術的スペースの屋外劇場について、考えをお聞きします。
 そして、ラグビーワールドカップ開催時には多くの参加者が集い、屋外パブリックビューイングでスポーツ観戦を楽しみました。
オリパラでは、東京2020ライブサイトとして多くのエリアでスポーツ観戦できるのですが、区内の身近なエリアでのコミュニティサイトやパブリックビューイングの実施についてもお聞きします。
 SPORTS & SUPPORTSを掲げている当区が一体となれる、パブリックビューイングができるエリアの必要性を感じます。
 都立の木場公園や猿江恩賜公園では、発表できる舞台はありますが、区立公園として小中学生が気軽に楽しみながら演奏や発表ができる屋外劇場が、10年の長期計画で具体化され、区民の安らぎの場であり、公園がまちづくりの核となることを要望して質問を終わります。

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  質問事項3の回答   土木部長(並木雅登)
まちづくりの核となる公園整備についての御質問にお答えします。
 まず、つながりのある公園整備についてです。
 本区におきましても、指定管理者による管理運営が行われ、区立豊洲ぐるり公園では、公園の特色を生かしたイベントの開催や施設の整備運営が実施されております。
また、区立竪川河川敷公園では、スポーツ等各種イベントによりにぎわいを創出しております。
 今後、若洲公園でのパークPFIと指定管理者制度を併用した整備、管理運営や(仮称)大島九丁目公園の整備などで、立地条件や周辺環境に配慮した上で、民間ノウハウの活用など、つながりのある公園整備に向けた取り組みについて検討してまいります。
 豊島区では、地元の民間事業者とパートナーシップ協定を締結し、公園でのマルシェ開催や定期的な意見交換の場づくり等、中小公園や遊休地をコミュニティの場へと再生する協働プロジェクトを実施しているのは御指摘のとおりです。
 今後、本区においても、民間事業者とのパートナーシップ協定等により、公園等の積極的な活用や管理を促進することで、地域コミュニティの場として公園のにぎわいの創出を考えてまいります。
 また、競技場や主要な公園を結ぶ低速電気バスの導入についてですが、現在、臨海部では民間による無料巡回バスが運行されております。
さらに、オリンピックを契機として、無人運転を含むさまざまな実験が行われており、実施段階に移れば、ゆりかもめを補完するネットワークとなることが期待できます。
 区といたしましては、オリンピックレガシー等を結ぶ交通手段として、御質問の低速電気バスも含め、現在進められている民間のさまざまな取り組みを注視してまいります。
 次に、屋外劇場についてです。
 屋外劇場については、公園の魅力向上やにぎわいを創出する効果があり注目しているところです。
本区においても、周辺環境を生かして、区立若洲公園や区立豊洲ぐるり公園では屋外ステージを設置し、大規模な音楽イベントや花火大会を実施しております。
 今後、屋外劇場についても、周辺環境への影響を考慮しつつ、臨海部の大規模な公園などで整備を検討してまいります。
 また、コミュニティサイト、パブリックビューイングにつきましては、SPORTS & SUPPORTSを掲げる本区にとって、身近な区立公園でスポーツ観戦ができる施設整備をすることは魅力的な提案であると考えております。
 今後、区立豊洲ぐるり公園などの大規模な公園について、隣接した民間開発との連携も含めて検討してまいります。
 

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