平成25年2月21日 平成25年第1回定例会



  次に、青少年に関する協議会、委員会の役割についてお伺いします。
本区の青少年健全育成に関する施策の根幹は、青少年課を事務局に設置されている青少年問題協議会で進められています。区内で青少年の健全育成にかかわる方々や関係行政機関、区議会並びに区幹部職員から成るこの協議会は、幹事会、常任委員会を経て本会議で、青少年健全育成基本方針と青少年健全育成推進要領が策定されています。
本年も去る2月4日に開催され、「健全で安全な社会環境づくりの推進」など、4つの重点目標を掲げた平成25年度の基本方針と推進要領が決定されました。委員の方々には、青少年の指導、育成に関して、意識の高揚と解決のため御尽力くださっていることに深く感謝いたします。
そこで、お伺いします。毎年すばらしい基本方針が策定されていますが、推進要領に基づいた具体的な活動がなされているのでしょうか。
9地区出張所管内の地域社会の力を結集して、青少年の健全育成と社会環境浄化活動を行っている青少年対策地区委員会には、町会・自治会、子ども会、小中学校PTAや保護司、民生・児童委員など、各団体から選出された委員が活動されています。それぞれが特色を持った活動をされていることは承知していますが、協議会と連携を図った活動がなされているのでしょうか。基本方針の理念を、委員はもとより広く地域に周知することが十分でないことを、大変残念に思います。
山崎区長は、昨年末、「区長と話そう!こうと〜く」でジュニアリーダーと語り合い、区報に大きく掲載されました。具体的な事実として、基本方針の推進事項である、ジュニアリーダーの養成については大きく伸展をもたらすのでしょう。理念だけを掲げていれば済むという状況ではありません。具体的な成果を積み重ねていくことが何よりも必要であると考えます。  
そこで、改めて3点お伺いをします。  
1、区は、どのような基本理念で青少年問題協議会を推進しているのでしょうか。  
2、各地区における青少年対策地区委員会と合同で活動しているものは、具体的にあるのでしょうか。  
3、江東こども未来プランの進捗状況を把握、点検する江東区次世代育成支援対策地域協議会との連携はあるのでしょうか。  
ともに協議会としての役割を明確にして、安心して子育てができる環境を整備してほしいと思います。

次に、中学生、高校生の居場所づくりについてお伺いします。
スポーツ振興については、区民体育大会や少年スポーツ教室を実施して、体力強化支援の推進に努めています。しかし、課外活動にも参加せず、行き場のない中学生、高校生の居場所づくりを再度検討する必要があると考えます。
青少年センターでは、平成22年よりロビーにてロビーワークを実施しています。非常勤指導員が生徒たちを見守り、話し相手や遊び相手となり、悩み事の相談にも対応しています。中学生は午後6時まで、高校生は午後8時までの利用ができ、仲間同士がフラットな自由空間を形成しています。高校生同士の音楽バンドがふえ、このロビーワーク活動により自主的に登録してクリスマスライブを開催しています。このような事例は居場所づくりの成功例であり、他地区にも展開できると考えます。  
そこで、お伺いします。皆さん御存じの江東きっずクラブの整備増加によって、児童館の利用状況が今後変わってくると考えます。その空き状況を把握して、中高校生の放課後支援となる居場所づくりのスペースとして利用することは可能でしょうか。
児童館利用は中学生までです。隣接する江戸川区では、6地区の児童館がベースとなり、中高校生のダンスや音楽バンド、8ミリ映画づくりなどの自主活動事業、「共育プラザ」を展開しており、区民まつりで活動成果を発表しています。まずはロビーワークの自由空間を、児童館の空きスペースを利用し設けるなど、居場所づくりの環境整備の検討を強く願うところであります。この実現に関して、区の見解をお聞きします。

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青少年の健全育成について地域振興部長(鈴木信幸)


初めに、青少年に関する協議会、委員会の役割についてであります。  青少年問題協議会は、全区的な視野を持って、青少年の指導、育成等について連絡調整を行うとともに、重要事項について審議しており、区の職員で構成する幹事会、青少年関係団体の代表者で構成する常任委員会、区職員、青少年関係団体代表者に加え、警察署や高等学校などの関係行政機関の代表者を加えた本会議を開催しています。  毎年度の基本方針と推進要領の審議にとどまらず、関係者が一堂に会する貴重な機会として、各団体、行政機関からの活動報告や意見交換を行い、区の施策や関係団体の活動に反映させていくことに重要な意義があると認識しております。  毎年度決定される基本方針と推進要領に沿った活動については、青少年対策地区委員会を初めとした青少年関係団体と関係行政機関が、区と連携し一体となって行っているところであります。  具体的には、亀戸と大島の青少年対策地区委員会が合同で行う薬物乱用防止講演会、砂町と南砂の青少年対策地区委員会が合同で行う環境浄化推進パトロール、仙台堀川公園清掃活動などでございます。  また、地域の幼稚園児から高校生までの夏の自由工作、自由研究を募集、展示する「こまつばし作品展覧会」など、地域内の関係機関との連携、協力による活動なども実施しております。  さらに、江東区次世代育成支援対策地域協議会では、青少年団体からの委員も加わって、青少年にかかわる内容も審議しており、青少年問題協議会で審議された内容とあわせて、区は、こども施策全般に反映させるよう努めております。  

次に、中学生、高校生の居場所づくりについてであります。  御指摘のとおり、江東きっずクラブの展開により、小学校低学年を中心に江東きっずクラブで過ごす児童がふえ、その一方で、乳幼児とその保護者の利用が増加するなど、児童館の利用者の年齢構成は変化しています。  こうした状況を踏まえ、また、子育て支援の地域拠点としての活用を図るため、昨年5月より月2回、森下児童館において、通常午後6時までの開館時間を、中学生は午後7時まで、高校生は午後8時まで延長し、居場所を創出するティーンズタイムを試験的に実施しています。  本年2月1日現在で、中学生、高校生各16名、計32名の登録があります。利用した生徒たちは、バスケットボールや卓球で体を動かしたり、この時間だけ飲食可とした図書室で、お菓子を食べながらおしゃべりをしたりと、それぞれに楽しく過ごしていますが、高校生の利用者は、ほぼ小中学生のときからの利用者であるという実態であります。  居場所づくりを初めとした中学生、高校生への支援の充実は、児童館における課題の一つとして認識しておりますが、今後は、近隣高校への呼びかけや事業のPRを推進すると同時に、今年度の森下児童館での実施状況を検証し、それぞれの児童館の特色を生かしながら、他の児童館へも事業の拡大を図ることを検討してまいります。

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