平成30年9月21日 平成30年第3回定例会


 質問事項2   長期計画策定における区民等の参画について
 次に、ネクスト・プランの区民会議についてです。
 江東区長期計画の展開2018は、区の基本構想に定める将来像「みんなでつくる伝統、未来 水彩都市・江東」を具体化するため、平成27年3月に策定された長期計画(後期)を着実に実施するため、社会経済情勢の変化や多様化するニーズに対応し、新たな事業展開や既存事業の見直しを進め、区政の方向性を明らかにするものでした。
 そこでお伺いします。
2020年からの次期長期計画[ネクスト・プラン]はどのような事業展開が考えられ、施策の計画化をされるのでしょうか。
 人口推移は10年間伸びていくということが予想され、戦略的で実効性のある計画を望むところですが、区民とともにつくるという視点から、区民の意見やアイデアを反映させた計画として、区民会議の取り組みについてもどのような実施内容になるのか、考えをお伺いします。
 また、参加者への告知方法や募集についても、あわせてお聞きします。
 次に、区内大学との協働についてです。
 多様な世代、主体の参画を通じて、区民の意見、アイデアを反映させる大学との協働について、お伺いします。
 次期長期計画の策定に当たっては、区民会議とともに大学連携を図る予定であり、参加大学は有明教育芸術短期大学、芝浦工業大学、東京有明医療大学、武蔵野大学が参加されていることはお聞きしました。
各大学には、緑化での環境整備、健康で元気で暮らせるまちづくりへの政策提言を望んでいるのでしょうか。
 以前より協力いただいている芝浦工業大学は、文化コミュニティ財団が主催した、親子で作ろう豊洲ロボットセミナーを初め、こどもたちへ早い段階からロボット講座を実施していただき、各文化センターや環境フェアへの展開も行っていただきました。
 そこでお伺いします。
同大学はテクノキッズプログラムを全国展開しており、地域活性化を目指した知の拠点事業として、区との新たなコラボレーションは具体化されたのでしょうか。
 建築学科の学生が、6月9日から17日に深川東京モダン館にて、「河川・水辺と歴史資源を活用するコミュニティデザイン」と「まちと暮らす小学校」をテーマにした、地域・建築設計実習作品展のミニチュア展示がありました。
そして区のパートナーとして、高架下の公園を維持管理する協議会を立ち上げるという学生の提案は現実的なものでした。
 そこでお伺いします。
8月28日に庁舎7階にて砂町銀座商店街のまちづくりについての模型展示イベントが開かれ、未来の魅力ある砂町銀座を考える機会になり、また、芝浦工業大学生によって改善の提案がありました。
来週の9月27日と29日には、砂町銀座現地にて、店先のオーニングや自転車駐輪場の課題等について、まちづくり協議会の商店街部会等で学生の意見も反映させることになるかもしれません。
 海外帰国した日本語指導が必要な児童・生徒への授業や、学校生活全般をサポートする日本語指導員派遣事業では、武蔵野大学の学生にボランティアで協力いただいております。
同大学は、データサイエンス学部が新設され、キャンパスも拡張があり、学生はふえていくことでしょう。
このようなボランティアを含めた区内大学生との協働について、考えがあればお聞きします。
 リサイクル事業や区民サービスでも、大学生の支援、協力は考えられます。
古着の積み込みなどの力仕事でも、職員を補佐して助けてくれるでしょう。
そこで、大学生が政策提言やボランティア、アルバイト等にかかわれる窓口を一本化して新設することはどうでしょう。
 2020オリンピック・パラリンピックにおいての、区独自のボランティア事務局開設にも一翼を担うでしょう。
大学生側としても、区への政策提言やボランティア、アルバイト等でかかわることで、江東区を好きになり、卒業後にも、教育や介護、民生などの行政の仕事に携わることになるかもしれません。
 現在の新卒採用の実情は、建築や土木などの専門を学んだ学生が、民間企業に多く就職していると聞いています。
区内大学生が気軽に相談でき、江東区を身近に感じてくれる場づくりや窓口の一本化、題して「カレッジサポート窓口」の新設の提案を考えておりますが、それについて考えがあればお聞きします。

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  質問事項2の回答   政策経営部長(押田文子) 

 まず、ネクスト・プランの区民会議についてであります。  次期長期計画は、現行計画との連続性を保ちつつ、平成32年度からの10年を基本構想の実現に向けた次なるステージと捉え、(仮称)ネクスト・プランとして策定するものであります。  お尋ねのネクスト・プランにおける事業展開や施策の計画化につきましては、今後も予測される人口増への対応を初め、東京2020大会後のレガシー形成など、新たな課題にも取り組むことが想定されますが、御指摘のとおり、戦略的かつ実効性のある計画とするためには、社会の潮流や区民ニーズ等を的確に捉える必要があり、本年度に実施する現状と課題分析や区民会議等における区民意見も踏まえ、今後策定を進めてまいります。  次に、区民会議の実施内容ですが、公募区民100名によるワークショップを本年度中に5回開催する予定であり、初回はカフェのようなリラックスした雰囲気の中で対話を行う、ワールドカフェを実施することとしております。  ワールドカフェは、議論の絞り込みや到達点の設定は極力行わない拡散・発散型の討議方式であり、行政にない区民ならではのアイデア創出を期待しているところであります。  また、参加者への告知方法や募集については、区報、ホームページでの周知を初め、出張所、文化センターなど、区内57施設で案内チラシを配布しているほか、子育て情報アプリ等を活用するなど、幅広い参加を募っているところであります。  次に、区内大学との協働についてでありますが、次期長期計画策定に向けた大学連携につきましては、基本構想に掲げた5つの大綱から、グループごとにテーマを選択し、政策提言をいただくこととしており、お尋ねの緑化や健康分野の提言もなされるものと考えております。  次に、芝浦工業大学との知の拠点事業につきましては、平成25年度に文部科学省の採択を受け、ロボット技術による見守り・健康支援等スマートタウン構築に資する取り組みを進めてまいりました。また、平成27年度より深川江戸資料館とも連携し、開発中のロボット実証実験を行っているところであります。  次に、ボランティアを含めた区内大学との協働についてでありますが、大学は、活力ある地域づくりや人材育成など、地域社会の発展に寄与する重要なパートナーであると考えております。このため、芝浦工業大学、東京海洋大学、武蔵野大学の3大学とは包括連携協定を締結し、区政のさまざまな分野で連携、協働を進めているところであります。  次に、大学生が政策提言やボランティア、アルバイト等にかかわれる窓口の一本化についてでありますが、現在の大学との協働は、区と大学の相互発展に資するものとなるよう、各大学の専門性や特殊性を発揮しつつ、学生の学習や研究の一環とする取り組みが主であることから、各分野の所管部署と大学とが協議をしながら効果的な連携を行っているところであります。  このため、窓口を一本化した「カレッジサポート窓口」の新設については、現在のところ予定しておりませんが、大学生が参画しやすく、また、区政への関心を高めることができる協働のあり方については、各大学や学生の意向も踏まえながら検討してまいります。  

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